ストーリー
Horizon Walker

HorizonWalkerは2021年、静岡県で、プラスチックリサイクルを行う株式会社ABCマテリアルの新事業として誕生しました。
最初は、輸入販売するだけのセレクトショップ的な事業でしたが、オープンから2か月経ったときに、とてつもない目標を打ち立てます。それは
自社で作ろう!
ということ。日本のアングラーが求める理想を実現するためには、自社開発、自社製造しかない!!
様々なカヤックに乗って、大勢のカヤックアングラーと対話した結論です。
こうして、単なるショップに過ぎなかったHorizon Walkerは、メーカーとしての一歩を爆速で踏み出しました。

茶畑に囲まれた自社工場
こうして本社工場とは別に、レジャー開発部HorizonWalkerの工場が、菊川市に落成しました。
周りは茶畑ばかり、海の気配は微塵もありませんが、国内では最大規模のロックンロール式回転成型機を導入し、Made in Shizuokaのブランドをスタートさせました。
製販一体、しかもユーザー
作るだけじゃない、売るだけじゃない。
私たちの強みは、ユーザーでもある、ということです。自社の製品を乗り倒し、これはイイモノだ!と本気で思っています。
自分が、20万円払ってこれを手に入れたら、どういう気持ちになるか?ということを常に考えて、製品開発、販売を行っております。


作り手直通、実物主義
静岡県の菊川市の工場直営店は、実物を見て、触れる場所。1.5m×6mのテストプールでは、実際に水に浮かべた艇に試乗できます。
自社製品の他、カヤックフィッシングがもっと便利になるとっておきのアクセサリー、パーツも販売中・・・でしたが、2025年、大きな転機が訪れます。
2021年のHorizonWalker立ち上げ時代から事業部のただ一人の従業員、アズマが㈱ABCマテリアルに対して事業譲渡を提案。様々な交渉、調整の末、岐阜県への移転が決定。
2025年
HorizonWalkerは第三章へ
こうして
静岡県焼津市のZeroKayak販売時代
静岡県菊川市のABCマテリアル製造時代
を経て、2025年、HorizonWalkerは全く別の新会社、株式会社GHインダストリーズの元で生まれ変わり、新時代に突入。
株式会社GHインダストリーズの代表取締役となったアズマは友人、助っ人外国人の手を借りながらほぼDIYで機械、在庫、部品・・・を、4tトラックに積み込んで25往復して運びきり、ABCマテリアル時代は幕を閉じました。
移転は全く順調に進まず、機械設置の基礎工事は超軟弱地盤により難航。予定していた生産再開を大幅に超えて、電気、ガス工事、材料の輸入、登記、申請、手続き、融資、事故・・・様々な問題に直面しながら、文字通り泥だらけ、血だらけでのたうち回り、新体制の準備を進めています。続く
